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最終回(第6回)は「現代アイルランド音楽とハープ」に少し触れておきたいと思います

アイルランド音楽は、その長い歴史とともに現在まで脈々と受け継がれており、世界中で愛されています。アメリカのカントリーミュージックがアイリッシュミュージックに強い影響を受けていることからも、アイルランド音楽の広がりが伺えます。ビートルズのメンバーが全員ケルト民族の血を引いているように、アイルランド音楽は多くのミュージシャンに影響を与えてきました。ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスンはアイルランド系、リンゴ・スターはスコットランド系であり、彼らの音楽にもアイルランドの影響が感じられます。
20世紀末、日本で一世を風靡したエンヤの存在があります。エンヤは1962年にアイルランドのドニゴール州グウィドーで生まれました。本名はエンヤ・ニ・ブレナンで、父親は人気ショウ・バンドのリーダー、母親はダンス・バンドに所属していた元アマチュア・ミュージシャンでした。ブレナン家は9人家族で、家庭では常に音楽が鳴り響いていたと言われています。エンヤはそんな音楽一家で育ちました。
1987年頃、BBCのドキュメンタリー「ケルト」がNHK教育テレビで放映されました。この放送でエンヤの挿入歌が注目され、日本でもケルト文化への関心が高まり、ケルト芸術文化研究家の鶴岡真弓さんがブームを牽引する存在となりました。

2枚の写真はダブリン市内の風景:左はモリー・マーロンの像
右はGUINNESSビールのマークとパブ 写真提供岸本年矢氏
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