ブライアン・ボルーハープ
伝説によれば、このハープはブライアン・ボルーの死後、彼の息子ドノフがローマへ公式訪問した際に法王へ贈呈され、その後何人もの手を経て、最終的にアイルランドに戻りました。アイルランドの歴史家ジョージ・ヘトリがこのハープを詳しく調べた結果、このハープは15世紀初期のものであると結論づけられました。この時期の日本は、室町時代にあたり、応仁の乱などの内乱が続いていた時代です。
このハープは金属弦を持つ独特の音色が特徴で、修復を経て、現在もトリニティーカレッジで展示されており、アイルランドの国宝として文化的象徴となっています。
The Brian Ború Harp in Trinity College, Dublin (左写真:「THE HAEP」PLATE26より)
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